OMF《オネーギン》終演

OMF(セイジ・オザワ・松本フェスティバル)のオペラ公演、《エフゲニー・オネーギン》は8/24(土)に全3回を終えた。レヴァントのオネーギンは2公演目に実現したが、少し無理をしたのか、3公演目は再び大西君の出番となった。

全公演が終わった後、レヴァントに、また必ず君と仕事ができると思ってます、というつもりで言った僕のイタリア語だったが、通じたかどうかは別にして、彼の歌はまた聴きたいと思ったし、音楽に、舞台にまっすぐ生きている姿は素晴らしい、と思った。

マエストロとサイトウキネンオーケストラ(SKO)は、前日の夜のシュミット、マーラーの長大なプログラムを抱え、かつ超過密日程でのオペラ上演であったが、指揮者とオーケストラという関係の限られた時間を”音楽をする事”で精一杯満たしているようだった。音楽家の純粋な起点を皆が共有しているプロフェッショナルとは、美しいというしか僕には言葉がない。

28日という滞在で。松本という街で、東京オペラシンガーズの仲間と共に、このオペラの上演に携われた事を幸せに感じている。オペラそのものがドラマであるが、舞台に携わる僕たちの日常が上演に向かうドラマにもなっていることが「舞台」の最大の魅力かとも思う。劇場やOMFスタッフは元より、市民ボランティアの方々に感謝である。

まつもと市民芸術館で《オネーギン》が上演され、聴衆も演奏者もその世界を存分に味わったことを深く深く心に留めて、これからまたやって来る仕事に染み渡っていったらと思う。

eiichiro
テノール歌手の宮本英一郎です。 演奏活動を通して、たくさんのことを皆様と共感出来たらと思っております。 演奏会のご依頼等ありましたらコメントからご連絡くださいませ。メール環境が整いましたら移行いたします。

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