初日です

参加している舞台作品、ヴァーグナー作曲『神々の黄昏』の初日が開けた。
前の記事でも書いたが、新国立劇場開場20周年記念公演となり3シーズンに渡る”指輪”4部作の最終回となる。
今日から計6回の公演をお客様に楽しんでもらえるのは本当に喜ばしいことと思う。

僕は今シーズンは新国立劇場合唱団のメンバーではなく、今回の舞台は二期会合唱団として参加している。
劇場の合唱団だけでも60人弱の男声合唱が参加しているが、それに加わるというのは5時間という演奏時間もそうだが、その分やはり合唱の規模だけでも大掛かりな作品ということがお分かり頂けると思う。

本番に至るまでの、今までのリハーサルに取り組むキャスト陣の姿は素晴らしくて、役に対して、音楽に対して常に挑戦的で、そして何より創造的なのである。
同じ場面を稽古で繰り返すことがあったが、全てで同じ事をすることがなく、今の音楽の純度を高めていく。
淀みがなくなり、役と歌手の意思が透け通ると、そこに音楽の光が差し込み、いろいろな色の光として輝くのを毎回楽しみにしていた。
あぁ、やっぱりこの時間が恋しいのに、、、終わってしまうのだな。。。

といっても本番が始まると、オーケストラもソリストも、もちろん僕たちもまた違う次元へと移行するわけなので寂しがってる暇はなく、置いてきぼりを食らわないように、しっかりと立っていなくては。

千穐楽まで怪我なく、事故なく、素晴らしい音楽と共に過ごせるように日々を過ごしていこう。

これまたキリ良く初日が一日だ。


オペラ劇場の楽屋口


夜の新国立劇場外観

eiichiro
テノール歌手の宮本英一郎です。 演奏活動を通して、たくさんのことを皆様と共感出来たらと思っております。 演奏会のご依頼等ありましたらコメントからご連絡くださいませ。メール環境が整いましたら移行いたします。

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