noch einmal…ja,sehr schön.
ja!noch mal!
「もう一回、、、。そう、とっても良いですね。じゃ、もう一回やろう。」
3月冒頭から始まった東京・春・音楽祭『ローエングリン』の合唱音楽稽古は、宮松重紀氏からウィーン国立歌劇場合唱指揮者のトーマス・ラング氏に引き継がれ、今日は最後の仕上げ(?)。
ラング氏の稽古はドイツ語で進められ、通訳は付くもののnoch einmalとweiter〜「次は〜」というのは僕にも確かに分かるので、辛抱強く、これは確実にラング氏がそうなのだが、稽古が進められている。
今、手にある『ローエングリン』の楽譜は7年前、東日本大震災の影響で延期になった時に返却していた自分の楽譜だ。
あの時は何回か稽古が進んでいたけれど、外国から来日予定だったソリストが軒並みキャンセルとなり、中止ではなく延期、ということになった。演奏はイタリアの歌劇場の来日公演中に震災にあったズービン・メータが指揮台に立ち急遽ベートーヴェンの第九に変更になった。
7年前のやりかけの演奏というか練習の記憶は全然残っていなくて、楽譜だけがその時の記憶を留めている。紙の上にチェックをまた新たに重ねると、あぁ止まっていた時間が動いたんだと実感する。
明日からマエストロ、シルマー氏との稽古、オケ合わせと休みなく続く。
ソリストはバイロイト祝祭音楽祭などの世界の檜舞台で活躍する歌手たち。先月、東京二期会でやったばかりの演目とはいえ、メンバーもパートも違うし、もう一度心を新たにして取り組んでいる。
これから刺激的な毎日が続きます。