演奏会/言葉 いっしんに Posted on 2017年12月14日 by eiichiro / 0件のコメント 先日、とある方が歌う「冬の旅」を聴きに行った。フランツ・シューベルトがヴィルヘルム・ミュラーの同名の詩集に作曲した24曲からなる連作歌曲集は全部で1時間を超える大作だ。 何回も聴いているはずだが、対訳がないと物語を追えな...
本/演奏会/言葉 今の内、その時。 Posted on 2017年11月17日 by eiichiro / 0件のコメント いくつかの本番が終わったり準備をしたり、その内にまた本番があったりと、この1ヶ月を過ごしている。 ブログは書きかけのものばかりになって「下書き」欄にたまっていき、続きが書けるかなとフォルダーを開いてみるけれど、もうそんな...
シャンソン/本/言葉 ジャック・プレヴェール Posted on 2017年10月16日 by eiichiro / 0件のコメント ひとり本屋を歩く時がある。 探している本があったり、ただ時間をつぶしたり、何かに出会うことを期待したり、ただその中を歩くのが気晴らしになるというくらいの僕の楽しみだ。 この間読んだ須賀敦子全集のひとつが気に入ったので、ま...
言葉 晩夏に寄せて Posted on 2017年9月1日 by eiichiro / 0件のコメント 季節には香りがある。 めっぽう鼻が弱い僕がわかるのだからきっとあるのだ。 夏が残した太陽の残り香、たくさん降り注いだ陽の後に夕立を受けた土の香り、蝉の声の遮りがなくなった風が新しく生えた小さな野の草を揺らす匂い。 コンク...
演奏会/言葉 音の姿 Posted on 2017年7月13日 by eiichiro / 0件のコメント 音を感じることの表現は結構人それぞれで、 純然と耳で聴くとする人は多いだろうし、匂いがするという人もいる。 僕にとって音は見えるものでもある、と感じている。 初めて音を「見た」記憶ははっきり覚えていて、高校生の時にウラデ...